徳島ヴォルティスが好調を維持しトップ継続です。次に勢いがあるのが、アビスパ福岡です。現在の守備力が維持できれば徳島ヴォルティスと2強体制になりそうな勢いです。ギラヴァンツ北九州は、決して悪い状況ではないものの、対戦が一巡して後半戦は各チームが研究して戦いに望んでくる中、前半と同じパフォーマンスが出せるかが鍵になってきそうです。
■前半戦からみた山雅の今季予想
・昇格の可能性は。。。
優勝ラインの勝ち点目安は、試合数に2をかけることで計算が出来、23節現時点では23*2=46点が優勝ペースとなります。この目安に対し、徳島が+1、北九州がー1となり、現時点でこの2チームが優勝を争うペースで勝ち点を積み上げていることになります。今季は全42試合なので、最終の優勝の目安は84点となります。昇格ラインは、優勝ラインの-3点前後となります。
山雅は現在勝ち点20点で、残り19試合全勝しても+57点の合計77点となり、今季の昇格の可能性はほぼ0ということになります。
・最終順位は?
仮に、今後19試合を優勝ペースで勝ち続けたとすると19*2=38点の積み上げて合計58点となります。勝ち点58点を過去の順位表に当てはめてみると
2019年12位、2018年10位、2017年12位
となり、山雅が後半戦急激に強くなったとしても、12位前後になりそうです。
今後も現状と変わりない場合、積み上げられる勝ち点は17点で合計37点となります。
同じく過去の順位表に当てはめてみると
2019年22位、2018年21位、2017年21位
となり、残念な結果となります。
2020 J2 全チーム得失点表(23節終了時点)
チーム名 | 1試合平均得点 | 1試合平均失点 | 得失点差 |
モンテディオ山形 | 1.09 | 1.00 | 0.09 |
水戸ホーリーホック | 1.65 | 1.52 | 0.13 |
栃木SC | 0.96 | 0.91 | 0.05 |
ザスパクサツ群馬 | 0.83 | 1.87 | -1.04 |
大宮アルディージャ | 1.00 | 1.17 | -0.17 |
ジェフユナイテッド千葉 | 1.22 | 1.13 | 0.09 |
東京ヴェルディ | 1.13 | 0.96 | 0.17 |
FC町田ゼルビア | 1.04 | 1.04 | 0.00 |
ヴァンフォーレ甲府 | 1.35 | 1.09 | 0.26 |
松本山雅FC | 0.91 | 1.61 | -0.70 |
アルビレックス新潟 | 1.35 | 1.17 | 0.18 |
ツエーゲン金沢 | 1.39 | 1.35 | 0.04 |
ジュビロ磐田 | 1.39 | 1.22 | 0.17 |
京都サンガF.C. | 1.22 | 1.04 | 0.18 |
ファジアーノ岡山 | 0.87 | 1.04 | -0.17 |
レノファ山口FC | 1.13 | 1.70 | -0.57 |
徳島ヴォルティス | 1.61 | 0.78 | 0.83 |
愛媛FC | 0.96 | 1.26 | -0.30 |
アビスパ福岡 | 1.13 | 0.83 | 0.30 |
ギラヴァンツ北九州 | 1.57 | 1.04 | 0.53 |
V・ファーレン長崎 | 1.30 | 1.04 | 0.26 |
FC琉球 | 1.39 | 1.70 | -0.31 |
表の説明
年間2位以内の目安を満たしている | 得点:1.8以上 失点:0.9以下 得失点差:0.8点以上 |
年間6位以内の目安を満たしている | 得点:1.2以上 失点:1.0以下 得失点差:0.3点以上 |