2016年6月12日(日)第18節 ファジアーノ岡山 vs 松本山雅FC
2位山雅と3位岡山の上位決戦です。現在、山雅は4連勝中、岡山は2連勝中とどちらも負けられない1戦です。
ファジアーノ岡山と山雅の対戦は、2014年に遡ります。
2014年6月 7日(土) アウェイ 岡山0-0山雅
2014年9月14日(日) ホーム 山雅1-2岡山
アウェイで引き分けたものの、ホームでは敗戦でした。J2での通算成績は、山雅の2勝3敗1分けと、苦手なチームです。
2014年のデータをみてみましょう。
どのデータを比べても、山雅のほうが上回っていますが、結果は山雅の1敗1分けでした。前節の札幌同様、得点/失点だけのデータ分析の限界でしょう(笑)
では、今年第17節までのデータはどうなっているでしょうか?
まず目立つのは岡山の得点力。1試合平均1.59点は前節の札幌の1.47点を上回っています。シュート得点率も16.3%と6本のシュートで1得点という脅威的な値になっています。失点に関しては、山雅の少なさが際立っています。守備力でいえば山雅が1ランク上だといえます。
得失点差を計算すると、山雅1.35-0.65=0.7、岡山1.59-1.06=0.53となり、山雅が上回っていますが、岡山の得点の1.59は要注意の攻撃力です。
データ通りの試合になった場合、シュート数で上回る山雅が優勢に進めるものの1試合平均1.59点、シュート得点率16.3%の攻撃力は、山雅のゴールを脅かす事になるでしょう。山雅勝利のポイントは、山雅の守備陣がいかに岡山のチャンスを防ぎ、やや守備力の弱い岡山から着実に点を取る展開に持ち込めるかでしょう。
試合を終えて
今試合のシュート数は、山雅11本、岡山13本でした。山雅のシュート11本は現状持てる力を発揮できた試合といえますが、岡山が平均以上のシュートを放ち、シュート得点率16.3%の数値通り、2点をあげ勝利した試合となりました。