[データ分析] 松本山雅FC vs ザスパクサツ群馬

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データ分析

4月23日(土) 第9節 松本山雅FC vs ザスパクサツ群馬

引き分けを挟んで5連敗中の16位ザスパクサツ群馬と連勝を伸ばして波に乗って行きたい8位山雅との戦いです。まずは2014年の対戦結果をみてみましょう。

6月21日(土) ホーム 松本3-1群馬

8月31日(土) アウェイ 群馬1-3松本

ホーム・アウェイ共に山雅が3-1で勝利しています。2014年は山雅が2位、群馬は18位となっており年間順位がそのまま対戦結果として現れています。

2014年の得点/失点のデータをみてみましょう。

9-1

群馬は得点1.07に対し失点1.29と失点が上回っています。失点が上回ってしまうと、どうしても順位は低迷してしまいます。シュート数9.83に対し被シュート数12.38と押され気味の試合が多いのもデータと現れています。シュート得点率/被シュート失点率は、共に10%台と悪い数字ではないです。やはり絶対的なシュート数の少なさと被シュート数の多さがそのまま試合結果に繋がってしまっていたのだと思います。

では、今年のデータはどうなっているでしょう。第8節までのデータです。

9-3

群馬の得点は、0.88と2014年の1.07からさらに低迷しています。8節までの全得点は7点なのですが、そのうち6点が1、2戦であげたものです。3節以降8節までの得点は僅か1点で、1試合平均にすると0.17とかなり深刻な得点力不足に陥っています。しかし失点の少なさはかなり優秀です。2014年の1.29から0.88とJ2でもトップクラスまで上昇しています。群馬は現在、引き分けを挟んで5連敗中ですが、その試合すべてが1点差で、そのうち4試合が0-1の最少得点での敗戦です。守備面は良い分、得点力の無さがそのまま勝敗に出てしまっている状態です。

対する山雅は、前節2-0と勝利した事から、得点が増え、失点が減り、得点ー失点が、0.38と、J2 Top6に入れる数字となってきました。失点は2014年より良い数字になっていますので、得点が上がってくればTop2も見えてきます。

この試合のポイントは、守備を固めてくる群馬に対し、いかに多くのシュートチャンスを作れるかだと思われます。2014年の群馬の被シュート数12.4に対し今年は8.0と1試合平均4本も打たれるシュートが減っています。山雅は10本以上シュートが打てれば勝利の可能性が上がりますが、10本未満に抑えられると0-0のドローという事もあり得る一戦になりそうです。

試合を終えて

今試合のシュート数は、山雅16本、群馬5本でした。データ的には、山雅が10本以上のシュートが打てれば勝利の可能性が上がる一戦でしたので、16本のシュートが打てたという事は攻撃面は素晴らしかったと思います。

しかし、5本しかシュートを打たれてないにも関わらず1失点。さらにオフサイドで得点にはなりませんでしたが、もう1点失うピンチもありました。この守備の乱れは次節に引きづらないようしていきたいところです。

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