2018　J2リーグ　残り5試合

2018　J2リーグも、残り5試合となり、勝ち点15点の攻防になります。
37節終了時点で、
・山雅は、8位以上が確定しました。
・15位以下はPO進出の可能性がなくなりました。
・18位以下がJ3降格の可能性があります。
また、山雅は残り試合を全勝すると、他のチームの勝敗に関係なくJ1昇格となります。

37節の注目の対戦、町田vs大分は、町田が勝利しました。代替開催となった17日（水）の山口戦にも勝利し、これにより町田は残り6試合をすべて勝利すると他チームの結果に関係なく優勝となります。しかし、いずれかの試合で1敗すると、山雅に優勝の可能性が出てきます、

37節、町田、大分以外の上位チームは、山雅、福岡、大宮、横浜FC、東京Vともに勝利し、勝ち点３を積み上げました。8位徳島は3連敗で、PO圏内まで勝ち点9点と開いてしまった為、かなり厳しい状況になってきました。

38節以降の対戦表

37節の町田vs大分で、町田が勝利したことで、自力優勝できるチームは町田だけになりました。もし、大分が勝利していれば、大分と山雅に自力優勝の可能性が発生していました。

町田の自力優勝シナリオ

・町田が残り5試合＋1試合すべて勝利

町田　86点(6勝)
山雅　84点(5勝)

町田が残り5試合＋1試合をすべて勝利すると、
山雅が残り全勝しても、勝ち点２点足りずに、町田の優勝となります。

山雅自力優勝のシナリオ

・山雅が残り５試合を勝利。
・町田が、残り5試合＋1試合のいずれかに敗戦

山雅　84点(5勝)
町田　83点(5勝1敗)

町田が、残り5試合＋1試合のいずれかに敗戦した時点で、山雅が連勝していれば、残りの試合を全勝することで、山雅は、自力優勝することが出来ます。

大分の優勝シナリオ

大分が優勝するには、残り5試合を全勝したとしても、
・町田が、残り5試合＋1試合のいずれかで2敗
・山雅が大分との直接対決以外負けなかった場合、得失点差で逆転されないこと
もしくは、山雅が2敗以上すること

の条件成立が必要になってきます。

大分　81点(5勝)
山雅　81点(4勝1敗)
町田　80点(4勝2敗)

38節では、5位大宮vs6位横浜FC、7位東京Vvs8位徳島に注目です。
大宮、横浜FC、東京Vは共に勝ち点63点で、ラストスパートをかけられるチームがどこになるのか、注目です。
山雅は、20位岐阜、大分は14位千葉、町田は13位岡山との対戦になります。

残り５戦。ここで歯車が狂い始めたチームは、ほぼ立て直す事が不可能です。１つ負ければ悪循環に陥る可能性が高く、残り5戦、いかに負けない試合ができるかが、最終順位に大きく影響してきます。
昨年の山雅は、残り5戦残した37節終了時点で5位でしたが、37節、38節と連敗しました。結果、最後の5試合を、1勝2敗2分で、8位に沈みました。

過去6年間で、最後の5試合を全勝したチームは、たったの3チームです。

2017年　千葉　最終順位6位
2016年　清水　最終順位2位
2015年　福岡　最終順位3位
2014年　なし
2013年　なし
2012年　なし

山雅は残り5試合を全勝すれば、他のチームの勝敗に関係なくJ1昇格です。しかし、全勝することは過去の実績からかなり難しいことなので、いかに負けない試合が出来るか、いかに次に引きずらない試合が出来るかが、この5試合必要になってきます。