5月15日(日)第13節 松本山雅FC vs カマタマーレ讃岐
ゴールデンウィーク中の3連戦を、1勝1敗1分の山雅と、1敗2分の讃岐との一戦です。
まずは2014年の対戦結果をみてみましょう。
3月22日(土) アウェイ 讃岐0-5山雅
9月20日(土) ホーム 山雅0-0讃岐
9月20日(土) ホーム 山雅0-0讃岐
アウェイでは勝利したもののホームではスコアレスドローとなっています。2014年は山雅が2位、讃岐は21位と順位に差はあったものの、必ずしも得意なチームでは無かったと言えます。
では、2014年の得点/失点のデータをみてみましょう。
讃岐は、シュート数は10.67本とそれなりにあるものの得点につながらない為、シュート得点率が7.6%と低く得点力不足だった事がわかります。失点も1.67では勝ちが遠かった事が分かります。
それでは、今年のデータはどうなっているでしょう。
第12節までのデータです。
第12節までのデータです。
2014年から比べると間違いなく強いチームになっています。0.81点しかなかった得点は1.25点へ上昇しています。山雅の得点も1.25点で全く互角です。また、讃岐のシュート数8.17本に対し山雅は11.83本と3本以上の差があるにも関わらず得点が同じで、シュート得点率が讃岐15.3%に対し山雅10.6%と得点に繋がるシュートを多く打てているのは讃岐の方が上になります。
攻撃面では互角以上の讃岐ですが、守備面では山雅の方が上回っている値となっています。讃岐の失点1.25点に対して山雅は0.67と圧倒的な差になっています。
データ通りいけば、山雅有利の試合展開で勝利の確率も高いですが、少ないチャンスを得点に繋げられる讃岐の攻撃を守備陣が防げるかがポイントになるかと思います。
試合を終えて
今試合のシュート数は、山雅15本、讃岐8本でした。山雅は讃岐の倍近いシュートを打ったものの得点には繋がりませんでした。
山雅のシュート数の平均11.8本に対しこの試合は15本と、いつもより主導権を握った試合が出来ていたといえます。また讃岐の被シュート失点率10.1%からいえば、山雅が得点を上げられる計算になるのですが、無失点だったという事は、讃岐はいつもより守備固めをしてきたという事がわかります。