[データ分析] 松本山雅FC vs 徳島ヴォルティス

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データ分析

2016年4月9日(土) 第7節 松本山雅FC vs 徳島ヴォルティス

 

第6節までを終えて、1勝3分2負の山雅と1勝1分4負の徳島ヴォルティスと波に乗りきれない両チームの一戦となります。お互いにJ1昇格・降格を経験し、J2での対戦は2013年まで遡ります。

2013年の対戦成績は、以下のように徳島の1勝1分で最終順位も徳島4位(勝点77)、山雅7位(勝点76)となり徳島はJ1昇格を決めています。

6月14日(金) アウェイ 徳島2-0松本

8月11日(日) ホーム  松本0-0徳島

 

この年の得点/失点のデータをみてみましょう。

7-1

1試合平均の得点は互角、失点は僅かながら徳島の方が少ないです。この年の徳島の特徴として、シュート得点率が高い事があげられます。1試合平均のシュート数は山雅に比べ3本も少ないのですが、獲得した得点は山雅と同じです。少ないシュートチャンスで得点をあげる事が出来るチームといえましょう。

 

では、今年の第6節までのデータを見ていきましょう。

7-2

得点は、山雅も徳島も、1.3から1.0へ下がり、昨今の得点力不足が数字に現れています。失点は、山雅1.3から1.0と2013年より守りは固くなっています。一方、徳島は1.2から1.7へと増え守備面で2013年より劣っている事がわかります。被シュート失点率も16.7%と大きく、約6本のシュートで1失点と守備に不安がある状態です。山雅が今年のデータ通り1試合10本のシュートチャンスがあれば、徳島から1点は取れる計算になります。

2013年の徳島の特徴で挙げた少ないシュートチャンスで得点をあげる傾向は今年も継続しています。今年も約7本のシュートで1点(山雅は約11本のシュートで1点)を上げている実績がありますので、仮に山雅優勢の試合展開でも、徳島は少ないチャンスで得点できる力をもっていますので油断禁物です。

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