[データ分析] 松本山雅FC vs レノファ山口FCデータ

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データ分析
データで探る 2016年3月26日(土) 第5節「レノファ山口FCvs松本山雅FC」
2016-4
まずは2015年 J3時代のレノファ山口のデータをみてみましょう。
特出すべきは得点率。なんと23.8%、約4回シュートを打つと1点入るという脅威の数字です。 失点率が12.2%と多いのが気になりますが、そんな事を物ともしない得点率でJ31位を勝ち取ったのでしょう。
ではレノファ山口の2016年の第4節までのデータをみてみましょう。
得点率は23.8%から4.4%に落ち込んでます。しかしシュート数は2015年11.2本、2016年11.3本と ほぼ同じ数のシュートを打っています。去年は4本打てば1点取れたのに、今は23本も打たないと点にならないシュートを蹴っても蹴っても入らない苦しい状態だといえます。
得点率では、松本山雅も5.0%とほぼ同じ状況です。1点入れるのに20回のシュートが必要な苦しい状況です。
レノファ山口で気になるデータは、失点率の多さです。 昨年12.2%に対し今年はさらに増えて14.2%となっています。 山雅がJ2 2位になった2014年の失点率は8.0%、昨年J1 16位だった2015年でも12.5%でしたから 14.2%はかなり厳しい数字です。シュート7本打たれると1点失う計算になります。
これに対し山雅の失点率は5.1%と素晴らしい成績です。 J2 2位の2014年の8.0%を上回るパフォーマンスで固い守備が実践出来ていることがわかります。
山雅の勝利へのポイントは、守備のパフォーマンスは維持しつつ、いかにシュートが打てるか。山雅は1試合平均10本のシュートを打っていますから、失点率14.2%(シュート7本で1得点)のレノファ山口からゴールが奪える計算になります。
山雅が注意しないといけないのが、レノファ山口の被シュート数の8.8です。 今年の山雅は9.8、山雅がJ2に初参戦した2012年は11.5ですので、8.8は かなり優秀な数字になります。 シュートを打たれてしまうと得点につながるが、シュートを打たれない守備が出来ているレノファ山口ですので、山雅としては、いかにシュートまで持ち込めるか!が大事になる1戦になるでしょう。
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