2021年J2リーグ39節を終え、山雅は勝ち点32の22位です。
残留に向け、相手チームとの兼ね合い云々関係なく勝たなければ来年はJ3です。
下に残り3試合の対戦相手の表を記載しました。赤い背景は10位以内の上位チームで、青い背景は降格争いをしているチームです。上位チームとの対戦が多いのが、北九州、金沢、群馬で勝ち点を6落とす可能性があります。相模原と栃木は、降格圏争いのチームとの対戦が2試合残っており、自力で降格圏を脱する可能性を持っています。
山雅にとってベストなパターンで勝ち点を計算してみます。
まず、40、41節の2試合を山雅は連勝し、他のチームは、降格圏チーム同士は引き分け、上位との対戦は負けとすると、
山雅 38点(19位)
愛媛 35点(22位)
相模原 35点(21位)
北九州 36点(20位)
金沢 38点(18位)
大宮 38点(17位)
群馬 39点(16位)
栃木 41点(15位)
となり、38点で複数チームが並びますが、得失点差から山雅は19位です。最終戦も、降格圏チーム同士は引き分け、上位との対戦は負けとすると、
山雅 38点(19位)
愛媛 35点(22位)
相模原 35点(21位)
北九州 36点(20位)
金沢 38点(18位)
大宮 39点(17位)
群馬 40点(16位)
栃木 41点(15位)
となり、大宮、群馬、栃木は残留となり、山雅は38点で金沢と並びますが、得失点差で19位です。J3のテゲバジャーロ宮崎の結果次第では、ギリギリ残留できる計算になります。おそらくこれが今の実力の山雅にとって残留の可能性があるベストなパターンだと思われます。
次節敗戦となった場合、41,42節を勝利しても勝ち点は38点となります。金沢が引き分け(38点)、北九州が勝利(38点)すると、現状の得失点差から、勝ち点が並んだとしても、両チーム+大宮を超えることは難しいでしょうから、事実上20位以下となり、降格となります。
金沢が勝利(40点)、大宮が引き分け以上(39点)となると、19位以下が確定し、J3のテゲバジャーロ宮崎頼みとなり、19位で最終節を終える残留の道がかろうじて残ります。
40節 | 41節 | 42節 | |
松本 | 山口 | 相模原 | 長崎 |
愛媛 | 相模原 | 水戸 | 山口 |
相模原 | 愛媛 | 松本 | 東京V |
北九州 | 千葉 | 栃木 | 山形 |
金沢 | 栃木 | 山形 | 京都 |
大宮 | 水戸 | 町田 | 群馬 |
群馬 | 新潟 | 磐田 | 大宮 |
栃木 | 金沢 | 北九州 | 琉球 |