2017 J2リーグも、いよいよ残り3節となってきました。
39節終了時点で、以下が確定しました。
・湘南が優勝しました。
・7位 徳島以下は、自動昇格の可能性がなくなりました。
・11位 水戸以下は、プレーオフ進出の可能性がなくなりました。
・18位 金沢以上は、20位以内が確定しました。
・群馬は、22位が確定しました。
・長崎、名古屋、福岡は、次節勝利すれば、他チームの勝敗に関係なく、長崎は4位以内、名古屋、福岡は6位以内が確定します。
残り3節を残し湘南が優勝を決めました。終始6位以内をキープし、22節で首位に立ってからは、一度も並ばれる事なく優勝を決めました。
残り1枠の自動昇格争いに動きがありました。13節以降3位以内をキープしていた福岡が、4位に落ちました。代わりに2位には長崎、名古屋が3位に浮上しました。長崎と名古屋の勝ち点差は2点です。当然ながら、長崎は残り全勝で自動昇格が決まりますが、2勝1分では、名古屋が残り全勝すると、勝ち点で並ばれ、得失点差で、順位が逆転される可能性が高いです。
福岡は東京Vと引き分け4位まで落ちましたが、勝ち点では3位名古屋と並んでいますので、自動昇格を狙える位置にいます。
長崎、名古屋、福岡は、条件は違えど、残り3試合全勝を目指し、実現したチームが、残り1枠の自動昇格を獲得する事になりそうです。
再び5位に浮上した山雅は、4位福岡とは勝ち点差が5点あり、次節、勝利しても順位を上げる事は出来ません。しかし、負ければ再び7位まで落ちる可能性があります。次節、山雅勝利、福岡引き分け以下であれば、41節では直接対決となり、結果次第で、順位の入れ替えの可能性が出てきます。
福岡に引き分け6位に落ちた東京Vですが、勝ち点では5位山雅と並んでいます。ここ5戦を4勝1分と、プレーオフ争いのチームの中では、一番勢いがあります。この勢いを継続して、40,41節と連勝し、最終節の徳島戦に向かいたいところです。
7位徳島は、前節水戸に敗れ、7位に落ちました。6位東京Vとは勝ち点差3ですが、徳島はリーグ最多の得失点+24という強みを持っており、勝ち点で追いつけば、順位を入れ替えられる優位な面を持っています。41節大分、最終節東京Vと、プレーオフ争い同士の対戦が残っています。
直近3試合の上位チームとの対戦で勝利し、勢いのある千葉は、現在10位ながら、プレーオフ進出の可能性を残しており、次節の結果次第では、7位まで浮上できる可能性があります。41節に名古屋、最終節に横浜と上位対決を残しており、勢いを継続出来れば、土壇場に強い千葉がプレーオフ争いの台風の目になりそうです。
チーム名 | 勝点 (39節 終了時) | 40節 | 41節 | 42節 |
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湘南 | 81 | 福岡 | 岐阜 | 町田 |
長崎 | 71 | 水戸 | 讃岐 | 群馬 |
名古屋 | 69 | 岡山 | 千葉 | 讃岐 |
福岡 | 69 | 湘南 | 山雅 | 岡山 |
山雅 | 64 | 讃岐 | 福岡 | 京都 |
東京V | 64 | 山口 | 京都 | 徳島 |
徳島 | 61 | 愛媛 | 大分 | 東京V |
大分 | 60 | 山形 | 徳島 | 熊本 |
横浜 | 59 | 熊本 | 岡山 | 千葉 |
千葉 | 59 | 町田 | 名古屋 | 横浜 |